「後発巨大地震」に注意促す情報発信へ 日本・千島海溝、M7以上で

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吉沢英将、山野拓郎
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 津波で最大約20万人の死者が想定される日本海溝・千島海溝地震について、中央防災会議の作業部会は22日、防災対策をまとめた報告書を公表した。マグニチュード(M)9クラスの地震に備える情報を発信することや寒冷地特有の防災対策、それを促す法整備と財政措置を国に求めている。

 報告書では、想定震源域や周辺でM7以上の地震が発生した場合、後に起こりうるM9クラスの巨大地震に対して、気象庁が住民に注意を促す情報を出すよう求めた。

 想定震源域近くでは2011年の東日本大震災(M9・0)の2日前、三陸沖でM7・3の地震が発生。1963年の択捉島沖地震では、M7・0の地震の18時間後にM8・5の地震が起きている。M7級の地震後、M8以上の地震が起きる頻度は100回に1回程度とされるが、作業部会は「多くの人命を救う防災対応に資する」と判断した。

 ただ、南海トラフ地震での「…

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