ウクライナの歌姫が童謡「ふるさと」独唱 渋谷でデモ、戦争反対訴え

ウクライナ情勢

横山輝
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 【東京】ロシアによるウクライナ侵攻に抗議するため、反戦や脱原発を訴える市民団体が呼び掛けた集会が21日、渋谷区代々木公園であった。「『さようなら原発』1千万署名 市民の会」など主催。主催者発表では約2500人が参加した。ウクライナ出身の歌手ナターシャ・グジーさん(42)もステージに立ち、参加者とともに戦争反対を訴えた。

 2000年から日本で暮らすナターシャさんは、6歳の時に父が勤めていたチェルノブイリ原発事故で被曝(ひばく)した。「ウクライナで起きている戦争を止めるために、少しでも何かしたいと思い参加しました」と話した。ウクライナの歌姫とも呼ばれるナターシャさんは、澄んだ声で童謡「ふるさと」を独唱。歌い終えると、会場は大きな拍手に包まれた。

 集会では、落合恵子さん(77)ら作家や支援団体の関係者も登壇。落合さんは「(集会やデモに)どれほどの意味があるのかわからない。でもいたたまれないからここにいる。この気持ちを怒りに結びつけないといけない」と訴えた。参加者らは終了後、「NO WAR!」などと書かれたパネルを手に、渋谷駅前などを約1時間デモ行進した。(横山輝)