高度9千mから垂直落下か 元機長が示唆する3つの原因

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平井良和
【動画】中国東方航空の旅客機とみられる機体が山林に墜落する様子=監視カメラ映像
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 中国広西チワン族自治区梧州市で21日に墜落した東方航空の旅客機は、航空情報を提供する「フライトレーダー24」によると、高度約9千メートルから2分余りで8千メートル近くも急降下した。機首からほぼ垂直に落下していく様子を捉えたとする動画も、広く共有されている。こうした急降下があったとすれば、どういった可能性が考えられるのか。元機長で航空評論家の小林宏之氏に聞いた。

 機首がほぼ垂直に下がる格好での航空機の墜落について、小林氏は「エンジントラブルでは、あり得ないことだ」と話す。仮にすべてのエンジンが同時に止まったとしても、200キロ程度は滑空できる仕組みになっていて、その場合には、地上までの軌道は放物線を描くことになるという。

原因として考えられる3つの理由

 トラブルで垂直軌道になった…

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    吉岡桂子
    (朝日新聞編集委員=中国など国際関係)
    2022年3月22日12時59分 投稿

    【視点】中国は国土が広く、航空で移動する人々が多い。出張にも欠かせない足で、B737-800にも何度も乗りました。中国民間航空当局者は2月の会見で、安全運航の中国最長記録を達成したと話していました。前回の死亡事故は2010年8月、黒龍江省ハルビンか