節電量が目標の3分の1、使用率103% 東電管内で夕方停電の恐れ

長崎潤一郎
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 東京電力は22日、夕方に停電が発生する可能性があると明らかにした。節電の効果が想定を下回っているとして、このままでは、電力需要をまかなえなくなる可能性があるとしている。

 東電のホームページによると、22日午前11時台の電力需要は4515万キロワットで、供給力(4355万キロワット)に対する「使用率」は103%に達した。本来は100%を超えることはないが、企業の自家発電分などが加わることで、なんとか供給力を確保している状況だという。

 経済産業省や東電が22日昼に開いた説明会によると、これまでに節電による需要減は150万キロワット程度で、目標量の3分の1程度にとどまるとしている。経産省と東電はさらに300万キロワット程度の節電を求めている。さらなる節電がなされないと、22日夕方に電力需要に必要な供給力を確保できなくなるおそれがある。

 仮に電力の需要と供給のバランスが崩れれば、一部の地域を強制的に停電させる措置が発動される可能性がある。(長崎潤一郎)