「想定外」というが…電力会社や政府の備えは?供給不足かねて指摘

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新田哲史、長崎潤一郎
【動画】電力不足 国が異例の節電要請 東京タワー、東京スカイツリーも消灯=加藤諒、諫山卓弥撮影
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 経済産業省東京電力は22日、大規模な停電が起きる可能性があるとして、節電を呼びかけた。緊張が高まるなか企業は対応を急いだ。供給力不足は以前から指摘されており、情報発信のあり方を含め、国や電力会社の対応が適切だったのか今後問われる。

 政府が東京電力管内に「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」を出したのは、前日21日の午後9時過ぎだった。直前のタイミングになった理由について、政府や東電は「想定外」が重なったとする。突然の節電を迫られた企業などでは混乱もあり、経産省は一連の対応に問題がなかったかどうか検証するとしている。

 16日に発生した福島県沖の地震で、一部の火力発電所の停止が続いている。さらに電源開発(Jパワー)の磯子火力発電所1、2号機(横浜市、計120万キロワット)が設備の不具合で20日までに停止した。停止中の主な発電所の供給力を単純に合計すると、東北電力と東電管内で400万キロワットを超す。

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