「お嫁サンバ」の歌詞に「嫌だ」と言った 郷ひろみ、半生を語る
デビュー50周年を迎える郷ひろみさんが、朝日新聞の取材にその半生と人生観を語った。当日は白シャツにカーディガン、ダークスーツで決めて現れた。楽曲やステージでの明るいイメージとは裏腹に、シリアスで哲学的な言葉を投げかける。一言一言に重みがあり、緊張感がほとばしる取材だった。
本人は、自分と自らのパブリックイメージにも差を感じるという。「僕を表面的にしか理解していない人は多い。こうやって取材を受けても、まったく興味が無い人は手に取りすらしないし、それはもちろん仕方ない。でも、読んだ人の中には、『こんな考え方をしてるんだ』っていうことが分かって、少しずつ知ってる部分が増えてくれれば、(その差も)埋まってくるかもしれない」
記事後半では、「お嫁サンバ」を歌った経緯やその後のヒット曲に与えた影響、キャリアの終わりなどについても語っています。
慢心「僕は何度も足をすくわれてきた」
思い描くコンサートができたことはない。ただの一度も。50年間、数限りなくステージに立ってきたが、そう感じるという。1曲単位でも「100%うまくいったのは、ずっと昔のライブでのたった1曲。その1回だけ」。
「ただ、及第点は必ず取りま…
- 【視点】
■頼まれごとは、試されごと そして、結婚や家族のあり方に警鐘を乱打した「お嫁サンバ」という名曲 さすがの定塚遼クオリティである。スーパースター郷ひろみの魅力をこれでもかと引き出している。そして、「頼まれごとは、試されごと」であることを見