不正な水道管塗料、約20年前から使用 安全性未確認のまま、全国で

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野口陽、編集委員・堀篭俊材
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 全国の自治体の水道管で、安全性を十分確認していない塗料が最長約20年使われていたことが、塗料メーカーの神東塗料(兵庫県尼崎市)と日本水道協会への取材でわかった。同社は2001~11年に品質試験のデータを偽装して認証を受けた製品を最近まで出荷していたほか、08年からは無届けの原料を使う不正も行っていた。水の安全を脅かす事態が長年続いていたことになる。

 水道管の塗料については、国が法律で定めた安全基準に沿って、全国の自治体でつくる日本水道協会が認証制度を設けている。神東塗料は01~11年に、7製品について偽装したデータを使って認証を受けていた。

 塗料メーカーは認証を受ける際、ガラス板に塗料をぬった「試験片」を協会の規格に基づいて作成。それを水に浸して、国が指定した有害物質が基準値以上染み出さないか確認し、データを協会に提出していた。

 協会の規格では、試験片の乾…

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