破産者データの違法公開サイトに3件目の停止命令 個人情報保護委

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女屋泰之、中島嘉克
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 政府の個人情報保護委員会は23日、多数の破産者の個人データをウェブサイトで違法に公開しているとして、サイト運営者に個人情報保護法に基づく停止命令を出したと発表した。停止命令を出すのは、今回が3例目という。

 保護委によると、サイトは2020年9月までに開設された。破産者のデータを誰でも簡単に検索できるようにし、掲載は100万件以上とうたっていた。情報を削除するために約3千円を要求するなどし、約150件の苦情が寄せられていた。

 破産者が差別的な取り扱いを受けるおそれもあり、今年2月18日に運営者に対してサイトを停止するよう勧告したが、対応がなく、より重い命令に踏み切った。命令に従わない場合は刑事告発も検討しているという。

 一方、サイトの代表者は朝日新聞の取材に対し、「破産者の情報の検索やメール通知サービスを提供している。その会費として月3千円を頂戴しており、(データの)削除料ではない。破産者の情報は官報で誰でも入手でき、公益性が高い。保護委の停止命令は国民の知る権利を制限している」と反論している。

 破産者の情報は官報で公開さ…

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