入管法違反容疑の外国人摘発、3割減 コロナ禍の入国制限が影響か

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 永住者などを除く外国人(来日外国人)で、昨年1年間に警察に逮捕・書類送検された人は1万677人だった。前年から9・2%減り、6年ぶりに減少に転じた。データをまとめた警察庁は、コロナ禍での入国制限が要因の一つとみている。

 減少幅が大きかったのは入管法違反で、前年から30・4%減の3191人。窃盗は8・4%減の2293人だった。一方で薬物犯罪は36%増え、714人。殺人などの凶悪犯も16・7%増の224人だった。

 在留資格別では、技能実習が12・1%減の2538人、留学は27・3%減の1515人、短期滞在は34・6%減の1193人だった。

 急増したのは「特定活動」で、前年から79・1%増の822人だった。ワーキングホリデーなどの在留資格だが、コロナ禍で在留期間内に母国に帰れなかった人にも適用していた。

 国籍別ではベトナムが5%減の4007人、中国が14・6%減の2305人。この2カ国で全体の6割近くを占めた。