日テレ、番組改編目玉の深夜生バラエティーで差別表現 HPで謝罪
上田真由美
日本テレビは21日深夜に放送した生放送のバラエティー番組「午前0時の森」で、差別表現や女性の身体的特徴に関する発言などがあったとして番組ホームページで謝罪した。この番組は同局が4月の番組改編で「超実験的“生バラエティー”」として力を込めて売り出していたもので、21日の放送はいわゆる「パイロット版」だった。
番組の「売り」は、事前に放送内容どころか、その日ごとに誰がMCを務めるのかすら明かさないこと。この日の「一夜限りのMC」は元プロレスラーの前田日明さんだったが、前田さんは女性の身体的特徴に関連づけて、「ホッテントット」と発言した。
ホッテントットは、アフリカのコイ人の俗称とされ、差別語として言い換えるべき言葉としている報道機関もある。日テレが参照するハンドブックでも使用しない言葉とされていたが、放送中に出演者もスタッフも気づかず、その場で謝罪や訂正ができなかったという。
日テレは23日にホームペー…