徳島市長リコール署名、有効は6万6398筆 住民投票実施には不足

伊藤稔
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 徳島市の内藤佐和子市長に対するリコール解職請求)に向けて市民団体が提出した署名簿について、市選挙管理委員会は24日、有効署名が6万6398筆だったと審査結果を発表した。住民投票実施に必要な有権者(21万1980人、1日現在)の3分の1にあたる7万660人には達しなかった。

 市選管は25日から31日までを縦覧期間として、署名簿を公開し、異議申し立てを受け付ける。申し立てがあった場合14日以内に再審査するため、4月中旬までには署名数が確定する。

 結果の公表を受け、市民団体「内藤市長リコール住民投票の会」の久次米尚武代表は「署名運動を通して多くの市民が市政の問題に目を向け始めた。署名された方々の思いのともし火を消さぬよう、情報発信など継続して行っていく」などと述べた。縦覧期間中、署名した市民に確認するよう求めた。

 内藤市長は「今後とも市民の皆様のご意見やご評価を真摯(しんし)に受け止めながら、政策の意義や必要性について説明や広報などに一層努め、市政の重要課題の解決に向けた2年間の歩みをさらに前進させます」とコメントした。(伊藤稔)