追いつめられたチームはあのとき… 浅野拓磨が語るW杯最終予選

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構成・藤木健
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 サッカー日本代表が7大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めた。アジア最終予選は1勝2敗の苦しいスタートから一転、6連勝と底力を示した。FW浅野拓磨(27、ボーフム)が、これまでの日本の戦いぶり、プロ入りしたサンフレッチェ広島で指導を受けた森保一監督からかけられた言葉、そして自身の悲願であるW杯出場への思いを語った。

 1試合1試合、本当に楽な戦いはひとつもなかった。すべての試合が重要だったけど、ポイントになったのはやはり昨年10月の(4試合目の)オーストラリア戦だ。チームにとっても、自分にとっても。

 黒星スタートになった昨年9月、僕は負傷で呼ばれていなかった。3試合目から加わったときには、まだチームに緊張感で硬い部分もあり、周囲からの「大丈夫なのか」という目も感じた。そういうものを振り払おうと気にせずに入ったけど、3試合目もアウェーでサウジアラビアに敗れて1勝2敗になった。トーナメントなら終わっていたというような気持ち。選手が感じた負けた悔しさ、ある種の絶望感は、外からは想像できないと思う。

 もう負けは許されない。代表選手だからみなが思いを話し合い、次への準備もできていた。でもそれ以上にスイッチが入ったのは、日本に到着してからのミーティングだ。選手以上に、誰よりも吹っ切れていたのが森保監督だった。

 印象的な言葉を発したわけじ…

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