新型ICBMはモンスター? 北朝鮮が発射した「火星17」の性能は

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ソウル=鈴木拓也
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 北朝鮮朝鮮中央通信は25日、24日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)は新型の「火星17」だと伝えた。日本政府は、2020年10月に平壌で行われた軍事パレードで初めて登場した新型ICBMと分析している。

 名称は21年10月に平壌で開かれた兵器の展覧会で、「火星17」であることが確認された。全長23メートル前後、直径2・3~2・4mと推定される。17年11月に発射された「火星15」より全長は2~3メートルほど長く、重量も増えている。片側11輪の移動式発射台が使われ、見た目は世界最大級のICBMだ。韓国メディアは「怪物」「モンスター」などと呼ぶ。

 朝鮮中央通信によると、24日に発射された「火星17」の最高高度は6248・5キロ、飛行距離は1090キロ、飛行時間は4052秒(約67分)。韓国軍の合同参謀本部も、最高高度が6200キロ以上、飛距離が約1080キロと探知したと発表している。17年11月に発射された「火星15」の高度4475キロを大幅に上回った。

 通常より高い角度で打ち上げて飛距離を抑える「ロフテッド軌道」で発射されたとみられ、韓国の多くの専門家が、ワシントンを含む米国全土が狙える1万3千キロ以上と推定する。韓国の北韓大学院大の金東葉(キムドンヨプ)教授は、1トン未満の弾道を搭載して通常の角度で発射した場合、全米を射程に収める1万5千キロ以上の飛行能力があると分析した。

 ミサイル専門家の張泳根(チ…

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