ウーバー、NYのタクシー業界と手打ち イエローキャブもアプリに

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米ライドシェア(相乗り)大手のウーバー・テクノロジーズは24日、ニューヨークのタクシー関連会社2社と提携すると発表した。同市内で今春から、ニューヨーク名物の「イエローキャブ」など大半のタクシーをウーバーのアプリ上で呼べるようになるという。

 ウーバーは長年、世界の各都市でライドシェアサービスを展開し、現地のタクシー業界と対立してきた。特にニューヨークでは競争が激しく、米ニューヨーク・タイムズ紙は今回の提携を「似つかわしくない同盟」と呼んだ。

 最近になってウーバーは米国以外で現地のタクシー業者との協業を広げてきた。スペインでは、首都マドリードなど4都市のタクシーを同社のアプリに統合したほか、ドイツなどでも現地のタクシー業者と協業している。

 コロナ下で人手不足に陥るなか、タクシー業界と提携することでより多くのドライバーを確保する狙いもあるとみられる。ウーバー幹部は声明で「今後5年を見たとき、タクシーとウーバーが別々に存在する世界はありえないと強く信じている」として、さらなる協業に意欲を示した。

 ウーバーは日本では規制のため相乗りサービスが制限されており、料理配達サービス「ウーバーイーツ」が主軸となっている。(サンフランシスコ=五十嵐大介

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    藤井涼
    (CNET Japan編集長)
    2022年3月25日18時36分 投稿

    【視点】今回の提携によって、ニューヨーク市タクシー・リムジン委員会(TLC)が採用しているタクシー呼び出しアプリ「CMT」と「Curb Mobility」が、Uberアプリと連携します。これによりUberは、ニューヨーク市内の1万4000台のすべて