何度も「不合格」にされた 医学部合格率、男女逆転 消えない悔しさ

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阿部朋美、三島あずさ
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 女性の受験生らが一律に減点されるなどの差別が、2018年に発覚した医学部入試。1年前に行われた21年度入試で、データのある13年度以降初めて、女性の合格率が男性を上回った。女性の実力が正当に評価されるようになってきた表れだが、不当に落とされ、人生をゆがめられた元受験生らの悔しさは消えない。

 「劣等感や悔しさを感じた時間を返してほしい。学費の差額や取っていたはずの得点も返してほしい」。女性であることを理由に東京医科大に不合格にされた20代の女性は、そう語る。

 同大をめぐっては、女性を一律に不利に扱うなどの不正入試が18年に発覚。06~18年に受験した女性28人が「不公正、不公平な入試を受験させられた」として同大に計約1億5200万円の賠償を求めて提訴している。

幻の合格証書

 原告の一人でもあるこの女性…

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