独自のアプリ決済に譲歩? グーグル、原則は変えず締め出し強化へ

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中島嘉克、女屋泰之
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 米グーグルは大手音楽配信アプリ「スポティファイ」に対し、利用者が「課金」する際に独自の決済システムを使うことを認めると公表した。一方、4月以降、独自の決済手段を使うスマートフォンやタブレットのアプリはアプリストア「グーグルプレイ」から締め出す原則的な方針は変えておらず、例外的な譲歩がどこまで広がるかは見通せない。

 グーグルは23日、スポティファイが独自の決済システムを使って、利用者がサブスクリプション(定額)の料金をアプリ内で支払えるようにするとした。決済金額の15~30%の手数料を徴収するグーグルの決済システムを使わない、例外的な扱いを認めたことになる。これは「パイロット(試験)事業」で、スポティファイを「最初のパートナー」としており、他のアプリにも広がる可能性を示唆した。

 アプリ内の決済システムを強制し、手数料を徴収する巨大ITの手法には近年、世界的に反発が強まっている。韓国では昨年8月、IT大手による決済システムの強制を禁止する法律が世界で始めて成立。また米アップルは昨年9月、日本の公正取引委員会との合意に基づき、音楽や書籍などの「リーダーアプリ」で外部の課金サイトへの誘導を認める改善策を取るとも発表した。

 スポティファイへの例外的な…

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