山梨大、ウクライナの学生に遠隔授業を提供 「涙が出るくらい感謝」

有料会員記事ウクライナ情勢

三ツ木勝巳
[PR]

 山梨大は24日、ロシアによる侵攻で授業を受けられないウクライナの大学院生に、遠隔授業を行うと発表した。同大によると、国内初の試み。ウクライナ第2の都市ハリコフにある12大学の修士課程の学生に、最先端の人工知能(AI)技術やクリーンエネルギー、水環境に関する13科目の授業をオンラインで提供する。

 ウクライナの国立航空宇宙大学からの要請に応じた。同大出身で、山梨大で博士号を取得した大学職員フォミチョヴァ・クセニヤさん(40)を通じて要望を確認。国立航空宇宙大の副学長から「授業をお願いします」との返答があったという。

 航空宇宙大は、攻撃を受けた寮が大きな被害を受けた。クセニヤさんは、「恐ろしい状態で授業をしたいという希望があるとは思わなかった」と話す。

 山梨大が力を入れるクリーンエネルギーや水環境問題の分野に加え、コンピューター理工学も加え、13科目を提供する。

 同大では、コロナ禍で来日で…

この記事は有料会員記事です。残り410文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    増谷文生
    (朝日新聞論説委員=教育)
    2022年3月27日10時36分 投稿

    【提案】  コロナ禍によって、世界中の大学が緊急避難的に拡大させてきた大学のオンライン授業。厳しい水際対策のために入国できずにいた留学生のために、英語によるオンライン授業も地道に積み上げてきたからこそ、このような形でウクライナのみなさんを励ますこと