「進路の選択広げて」 NPOが10代にパソコンを無償で提供

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富岡万葉
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 若者の経済支援や居場所づくりに取り組む認定NPO法人D×P(ディーピー)(大阪市中央区)が、パソコンの寄付を呼びかけている。集まったパソコンは、資金のない10代に贈る。パソコンのスキルの習得が、若い世代の未来の可能性につながることを願っている。

 D×Pは、イラクで武装勢力に拘束された経験のある今井紀明さんが2012年に設立した。生活に困窮したり不登校で孤立したりする若者の相談をLINEで受け付けている。

 20年春に相談者約100人を対象にアンケートをとると、42人が「在宅ワークに興味がある」と答えた。しかし、その半数が自宅にパソコンやインターネット環境がなかった。この結果に、コロナ下で求人が減る中、パソコンを通じて進路の選択肢や可能性を広げる機会をつくることが課題だと考えたという。

 寄付された新品や中古のパソコンをこれまでに計173台、10代の希望者に贈った。関心事や挑戦したいことを聞き取り、簡単な写真・動画編集、プログラミング体験などの希望に合った仕様を選ぶ。「タイピングを練習している」「デザインやウェブマーケティングに興味を持った」といった声が寄せられ、IT系企業に就職した若者もいるという。

■「電源の入れ方 知らない若…

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