建築士が知る精巧な世界 ミニチュアハウス展 南国

清野貴幸
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 1級建築士によるミニチュアハウス展が高知県南国市の「海洋堂SpaceFactory(スペースファクトリー)なんこく」で開かれている。遠近法を活用し、「のぞき込むほど奥深い」(スタッフ)世界が広がっている。

 昨年3月にオープンしたこの施設の1周年企画。山口県出身でミニチュアアート作家でもある島木英文さんが手がけた24作品が展示されている。

 酒屋、呉服店などの日本家屋が木箱の中に再現され、畳やふすま、店先の商品まで精巧な作り。作家太宰治の生家で知られる斜陽館(青森県)の作品は奥に向かって天井が低く床を高く設計、手前と奥で縮尺を変え、のぞき込むと遠近感が増すよう見える。寺田寅彦記念館(高知市)、海洋堂のフィギュアとコラボした居酒屋の作品もある。

 5月15日まで、入場料300円。火曜定休(大型連休中は開館)。(清野貴幸)