三浦綾子の夫にあてた詩、夫の日記から見つかる 愛情あふれる一編

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本田大次郎
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 「氷点」や「塩狩峠」などの代表作がある作家、三浦綾子(1922~99)が夫の光世に贈った詩が、光世の日記帳の中から見つかった。綾子と光世の深い絆を伝える、愛情いっぱいの詩だ。綾子の詩はこれまで、小学生の時のものしか知られておらず、日記を所蔵する三浦綾子記念文学館(北海道旭川市)は、4月に始まる生誕100年の企画展で一般公開する。

 詩のタイトルは「三浦光世に捧げる詩」。A4判の原稿用紙に、綾子の自筆で書かれていた。「光は個体になるのだろうか」。光世と初めて出会った時の印象から、詩は始まる。出会って4年で結婚。そして10年たち、「決して光が個体になった天使ではなかったけれど 光をさし示しながら共に生きてくれる立派な人間の男だった」と結ぶ。

記事の最後に、発見された「三浦光世に捧げる詩」の全文を紹介しています。

 光世の日記帳63冊は、光世が2014年に他界した後、同文学館を運営する財団に寄贈された。資料整理をするなか、1967~69年の日々をつづった日記帳の表紙裏に、四つ折りで挟み込まれていたのが見つかった。原稿用紙は、日記帳から落ちないようにセロハンテープで大切に留められていた跡があった。

 同文学館の長友あゆみ学芸員…

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