8強出そろった選抜、準々決勝のみどころ解説 投打とも好選手ぞろい

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8強出そろった選抜 準々決勝の見どころは

浦和学院VS九州国際大付

 ともに制球力が高い左腕を擁する。浦和学院の宮城誇南(こなん)は2試合で計16回を投げて23奪三振、与四死球3、無失点。九州国際大付の香西一希は2戦連続完投し、与四死球2、3失点。どちらも打線が強力なだけに丹念に低めを突きたい。

 浦和学院は1回戦で高山維月(いつき)、2回戦で金田優太が本塁打を放った。全体的に打線が低調な大会で思いきりのいいスイングは際立つ。九州国際大付も2回戦で黒田義信が4安打、佐倉俠(きょう)史朗が3安打。昨秋、1試合平均8・9点を奪った打線の状態は上向きだ。

近江VS金光大阪

 昨夏の全国選手権4強の近江が経験値からみて有利だろう。

 近江の山田陽翔(はると)、金光大阪の古川温生(はるき)の両エースはともに1、2回戦を完投した。疲労が気になるだけに打線の早めの援護がポイントになる。

 両校は昨秋の近畿大会準々決勝でも対戦しており、このときは金光大阪が6点差をひっくり返して逆転勝ちした。ただ、右ひじを痛めていた山田は登板しておらず、金光大阪がどんな対策を立てて臨むか、も注目だ。

国学院久我山VS星稜

 国学院久我山は1、2回戦で計8犠打。2回戦ではスクイズを2度決めた。斎藤誠賢、上田太陽の1、2番が出塁し、コツコツ攻めたい。

 4番若狭遼之助が本塁打を放つなど攻撃力では一枚上手な星稜も、小技を上手に使う。1点を争う攻防になりそうだ。

 国学院久我山の先発は1回戦で完投した右の成田陸か。2回戦で好投した左の渡辺建伸、松本慎之介も控える。

 星稜もエース右腕マーガード真偉輝キアンからの継投が確立しており、互いに継投のタイミングもカギになる。

市和歌山VS大阪桐蔭

 市和歌山はエース米田天翼(つばさ)が2試合連続完投し、2回戦では141球を投げた。米田以外の投手にとっては今大会初登板となるだけに、打線が早めに援護したい。2試合連続3安打と好調の4番・寺田椋太郎を中心に、コンパクトな振りでつなぐ野球に徹したい。

 2回戦が不戦勝となった大阪桐蔭は24日の1回戦で自慢の打線に大振りが目立ち、思ったようには機能しなかった。逆らわない打撃を取り戻せているか。誰を先発させるかも注目だ。