アフリカ開発会議閣僚会合が閉幕、対ロシアめぐり温度差

有料記事

野平悠一
[PR]

 林芳正外相は28日、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合の閉幕に伴う「議長総括」と題した文書を発表した。ロシアのウクライナ侵攻を念頭に「主権および領土の一体性を尊重することの重要性」を強調した。ただ、日本はロシアを名指しして非難したが、アフリカ諸国としては「ウクライナ情勢への懸念」との主張にとどまるなど、温度差もあった。

 日本はオンラインで開かれた今回の会合について、ウクライナ情勢を受け、ロシアへの認識共有を働きかける機会としようとした。国連総会で、ウクライナの人道危機について「ロシアの敵対行為の結果」と明記した決議案が140カ国の賛成で採択されたが、アフリカ諸国から棄権が相次いだからだ。

 林氏は26日の会合冒頭、「ロシアのウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更であり、国際秩序の根幹を揺るがす行為だ。我々が問われているのは、国際社会がよって立つべき原則を守ることだ」と発言。閉幕後の27日には、記者団に「国際社会が協力することの必要性について認識が共有された」と話した。

 また、林氏は「国連安保理の…

この記事は有料記事です。残り413文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(秋トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!