化学メーカーが、なぜ酪農? カネカ社長が語る狙いとシナジー

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聞き手・田幸香純
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 化学大手のカネカが、北海道で酪農を始めました。牛にも人にも地球環境にもやさしい、持続可能な牧場運営を目指しているといいます。なぜ、化学メーカーが酪農を始めたのか。狙いや取り組みを田中稔社長に聞きました。

 ――どのような牧場ですか。

 東部の別海町で、地元の酪農企業「別海ミルクワールド」と運営会社を作り、昨年4月に稼働させました。牛は約100頭、作業員は2人。放牧することで牛のストレスを、搾乳を機械化することで作業員の負担を減らしました。肥料は牛の糞尿(ふんにょう)で、生乳は今年中に有機認証を取る予定です。付加価値をつけて経営安定化を図ります。

 ――なぜ酪農をするのですか。

 実は、カネカの売上高の約4…

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