東レ、不適切検査で樹脂52品種認証取り消しへ 自動車や家電の原料

[PR]

 東レは28日、安全性の検査を不適切な手法で通過させた樹脂製品52品種が、米国の第三者機関から3月末で認証登録を取り消されると発表した。樹脂製品の検査をめぐり、国内の工場2カ所で少なくとも10年にわたって、不適切な行為をしていた。東レは、販売先の理解が得られれば、認証取り消し後も製品の納入を続けるという。

 認証が取り消されるのは、自動車や家電のプラスチック部品の原料となるものだ。52品種のうち12品種は「燃えにくさ」の安全基準を満たしていなかった。約80社に販売していたという。残りの40品種は認証登録の手続きに不備があった。

 東レは弁護士らでつくる調査委員会を設け、原因究明を進めている。