立憲民主党の枝野幸男前代表は28日夕、国会内でオンラインによる「憲法対話集会」を開いた。夏の参院選は、憲法をめぐる各党の立場の違いも焦点になるとみられ、立憲は改めて改憲に慎重な立場への理解を訴え、支持拡大につなげたい考えだ。
「選挙に勝ったんだから何をしても構いませんというわけではない。私たちは権力をお預かりしている。政治家が勘違いをしている大きなポイントだ」
講演した枝野氏は、改憲に意欲を示す自民党などを念頭にこう釘を刺した。ロシアのウクライナ侵攻を例に、「プーチン大統領も形式的には選挙で選ばれている」と言及。「民主主義は多数決とイコールではない。バランスを取るのが立憲主義だ」と語った。
改憲議論をめぐっては現在…
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