ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる両国の5回目の停戦協議が29日、トルコのイスタンブールで開かれた。ロシア代表団は協議後、同国が求めるウクライナの軍事的中立化をめぐって進展があったとし、ウクライナの首都キエフと北部チェルニヒウへの攻撃を「劇的に減らす」と述べた。停戦合意に至るかどうか不明だが、2月24日にロシアが侵攻してから双方が基本的な立場で歩み寄りを見せたのは初めて。
ロシアの代表団を率いるメジンスキー大統領補佐官は「ウクライナ側から(中立化についての)合意に向けた提案を受けた。この提案を大統領に報告し、我々の回答を示す」と話した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は今回の停戦協議に向けて中立化を話し合う用意があると表明。ウクライナの安全が保証されることを条件とし、第三国が保証国となることを求めていた。メジンスキー氏はウクライナの中立化と同国に対する安全の保証で両国が合意すれば条約化され、ゼレンスキー氏とロシアのプーチン大統領の首脳会談が可能になると話した。
一方、ウクライナ代表団の一…
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