元警官が語る葬儀会社との蜜月 先輩刑事の懇願「警察社会で断れず」

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小寺陽一郎、大宮慎次朗
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 警察で扱う遺体の搬送を巡る汚職事件で、逮捕・起訴されたのは2人の現職警察官だった。不正を取り締まる側の人間が、なぜ罪を犯したのか。刑事として一目置かれながらその職を失い、有罪判決を受けた元警部補が、取材に口を開いた。

 受託収賄罪で懲役2年6カ月、執行猶予4年、追徴金195万5千円――。30日午前0時、神奈川県警の警察官だった加藤聖・元警部補(49)の刑が確定した。「全部自分の責任。ただ、心の中では、先輩を助けようと思っただけだと思うこともあります」

 2019年3月3日ごろ、刑事1課員として県中央にある大和署に着任して数日後だった。宮前署の先輩警察官(65)から携帯電話に着信があった。

 「ちょっと頼みがあるんだ」…

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