チェルノブイリ原発の管理、ロシア軍からウクライナへ IAEA把握

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パリ=青田秀樹、ワシントン=園田耕司、リビウ=金成隆一
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 国際原子力機関(IAEA)は3月31日、ロシア軍が占拠していたチェルノブイリ原発の管理がウクライナ側の作業員らに引き渡されたと発表した。ウクライナ当局から連絡を受けたとしている。同原発にいたロシア軍部隊は北方のベラルーシ方面に向かって出発し、残っている一部の兵士も原発を離れる準備をしているようだという。

 ロシア軍は軍事侵攻初日の2月24日にチェルノブイリ原発を掌握した。3週間以上にわたって作業員や警備員らが勤務の継続を強いられた「住み込み状態」となり、その後も交代が滞っていたという。外国の軍隊がいることは、作業員が放射性廃棄物の管理などの業務を進める上で大きなストレスになっているとして、IAEAは安全上の懸念を深めていた。

 ウクライナを訪問していたIAEAのグロッシ事務局長は31日、ロシアのカリーニングラードに入った。1日にはロシア当局とウクライナの原発の安全確保について議論するという。

 米国防総省のカービー報道官…

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