名人挑戦、斎藤慎太郎八段が抱く危機感 藤井聡太竜王が「いい刺激」

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聞き手・村瀬信也村上耕司
斎藤慎太郎八段、順位戦で佐藤康光九段と「体力で勝負できた」~名人挑戦インタビュー~【第80期将棋名人戦】=村上耕司撮影
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 第80期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)が4月6日に開幕する。斎藤慎太郎八段(28)はトップ棋士が集うA級順位戦で昨年に続いて優勝し、挑戦者になった。昨年敗れた渡辺明名人(37)とどう戦うか。斎藤八段に聞いた。

 ――名人戦に向けての抱負を。

 「昨年に続いて、良い形で挑戦者になることができました。昨年は2日制も持ち時間9時間も初めて。慣れるころには星を落としていました。今年は、2日制の作法などを覚えることができたので、昨年とは違う良い将棋を指したい」

 ――どういうことに不慣れを感じたか。

 「封じ手が思ったより複雑でした。名人が封じ手をする際、私も記入のために封筒を渡されましたが、そのまま(名人ではなく)立会人に渡してしまった。今年はバタバタしないようにしようと思います」

――昨年の名人戦で糧になったこと、今年に生かしたいことは。

 「名人戦が終わった時、もう少し将棋の幅を広げないといけないと反省しました。今期順位戦が始まってから、結果が出ても出なくても変化していこうと。序盤の指し方もそうですが、持ち時間の使い方も細かく工夫をしました。試行錯誤の1年で、その中で順位戦に星が集まりました。昨年の挑戦より自信を深めた点もあります」

名人戦に挑む斎藤慎太郎八段。順位戦でポイントになった佐藤康光九段戦や、藤井聡太竜王や、師匠の畠山鎮八段への思いを語りました。

 ――昨年の七番勝負敗退からどう気持ちを立て直したか。

 「順位戦の1局目、2局目あ…

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