「独善的なガバナンス排す」 混乱の旭川医大、新学長が立て直しへ

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本田大次郎、三木一哉 聞き手・井上潜
ようやく 旭川医科大学に新学長が就任=HTB提供
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 国立の旭川医科大(北海道旭川市)の新学長に、副学長だった西川祐司氏(62)が1日就任した。旭川医大は2020年末以降、吉田晃敏・前学長の不適切発言問題をきっかけに様々な問題が噴出。約15年間学長を務めた吉田氏は3月に辞任した。西川氏は会見で「独善的なガバナンス(組織統治)を排し、教職員や学生、市民の声を吸い上げていきたい」と大学立て直しへ抱負を語った。

 西川氏はこの日、4人の理事を全て入れ替え、非常勤理事の1人に辻泰弘・元北海道副知事を任命する人事を公表。9人いた副学長は5人に減らした。

 また、新型コロナウイルス患者受け入れで吉田氏と対立し、付属病院長職を解任された古川博之氏の復職も正式に決まった。西川氏は「古川氏の解任は理不尽だと思っていた。働き方改革を進めてもらいたい」と語った。

 今後の大学運営については、様々な人材を育成する大学を卵を孵化(ふか)させる「孵卵器(ふらんき)」に例え、「小規模な大学だからこそ、みんなが協調した時に最高の孵卵器になる」と、教職員に協力を求めた。

 旭川医大では、20年12月…

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