「鉄子の部屋」が閉館 JR駅構内で320点のグッズ展示「寂しい」

青瀬健
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 ヘッドマークや余部鉄橋の鋼材など、鉄道関連のグッズ約320点を展示していたJR浜坂駅(兵庫県新温泉町)構内の「鉄子の部屋」が3月31日、閉館した。

 町が開いた式典では、西村銀三町長から、勤務員の前田清治さん(79)、岡田芳明さん(77)に花束が贈られた。2人とも国鉄・JRの元職員だ。前田さんは「第二の就職先みたいだったので、寂しい。全国から来てくれて、今までやってよかった」と感慨深げに話した。

 鉄子の部屋は2008年開設。町民の触れ合いの場を作ろうと当時の町長が思い立った。自身の鉄道コレクションのほか、同好の人たちからも収蔵品が寄せられ、この14年間で約10万7千人が訪れる場所になっていた。

 駅前の道路拡幅工事に伴って閉館されることになった。収蔵品は持ち主に戻されるほか、一部は駅前の町営施設「まち歩き案内所」で展示される予定だ。(青瀬健)