阿波川口駅は「ぽんぽこ」駅 観光列車「千年ものがたり」5周年で

福家司
【動画】観光列車5周年を記念して阿波川口駅に愛称名=福家司撮影
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 JR土讃線観光列車、四国まんなか千年ものがたり(多度津―大歩危間)が1日、運行開始から5周年を迎え、駅の愛称を「ぽんぽこ阿波川口」とする記念イベントが阿波川口駅(徳島県三好市山城町)であった。

 地元の小中学生から愛称を募集し、地元の住民グループ「やましろ狸な会」の会員投票で決まった。JR四国によると、愛称の付いた駅は管内5駅目で県内では初めて。同会は阿波川口駅舎を地元に伝わる妖怪伝説にちなんでタヌキの顔に改装するなど町おこしに取り組んでいる。

 駅前広場であった1日の式典では、JR四国の半井真司会長(同市出身)が「5周年を記念して、狸な会の皆さんにお礼の気持ちを伝え、タヌキの里を広く情報発信するため、駅に愛称名を付けることにした」とあいさつ。関係者が駅名標を除幕した後、到着した列車をタヌキの着ぐるみ姿の会員らが出迎えた。

 東京から訪れた乗客の会社員女性(27)は「いろんな(タヌキの)キャラクターに迎えてもらえて、楽しかった。(列車は)おいしい食事と絶景でゆっくり過ごせ、日常を忘れて楽しめました」と話した。狸な会の鍵山秀子副会長は「ますます愛着がわくし、子どもたちも参加していただいたので、喜んでいる。今後も試行錯誤しながら、新たなものを作っていく予定です」と話していた。

 四国まんなか千年ものがたりは5年間に約6万6千人が乗車。平均乗車率は83%で、コロナ禍の2年間も乗車率70%前後を維持している。5周年を記念して、4~6月の乗客に沿線の金刀比羅宮(香川県琴平町)の御朱印が配られる。(福家司)

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