新シーズン「5勝目標」 プロ自転車チーム、スパークルおおいた
高嶋健
大分県内を本拠地に活動するプロの自転車ロードレースチーム「スパークルおおいたレーシングチーム」の選手たちが先月、大分市の佐藤樹一郎市長を表敬訪問してシーズン成績を報告し、4月から始まる新たなシーズンへの抱負を語った。
スパークルおおいたは2021年に発足。デビューイヤーとなったシーズンは、9チームが所属するジャパンサイクルリーグ(JCL)で新規参入ながら2勝を上げ、チームランキングで3位となった。
3月29日に市長を表敬訪問した黒枝士揮代表取締役は「チーム発足から1年。全国でレースが中止や延期になる中、大分市ではレースが行われ、チームの活躍の場を作って頂いた」と、市に感謝の意を示した。
また、キャプテンを務める黒枝咲哉選手は、4月16日に栃木県で開幕する来シーズンに向けて「新たにベテランと若手の2選手が加わり、5勝を目標に頑張りたい」と抱負を述べた。
自らも趣味で自転車に乗る佐藤市長は「コロナ禍が続きコンディションを整えるのも大変だと思うが、新年度に向けていろいろな舞台での活躍を心から願っています」と激励。チームが持参した自転車について、メーカーや材質などを熱心に尋ねていた。(高嶋健)
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