よしもと110年「伝説の一日」開幕 文枝、さんまらレジェンド集結

西田理人
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 この日だけ実現する、レジェンド芸人たちの夢の競演。創業110周年を迎えた吉本興業の特別公演「伝説の一日」が4月2日、大阪市なんばグランド花月(NGK)で始まった。2、3日の両日で全8公演を予定。明石家さんまダウンタウン桂文枝西川きよしオール阪神・巨人――。大御所が集結し、若手から中堅まで今をときめく人気芸人たちも顔をそろえる。

 2日午前8時半に幕を開けた「初日壱回目公演」では、西川のりお・上方よしおの口上に続いて、「新婚さんいらっしゃい!」(テレ朝系)の司会をこのほど卒業した桂文枝の「本日は、いらっしゃ~い」のあいさつで笑いの祭典がスタートした。

 吉本に所属して55年になる文枝は「1912年に吉本興業ができて、漫才のエンタツ・アチャコ先生、そして初代春団治師匠、ずっと笑いをつないできた。我々も次の世代に笑いをつないでいきたい」と述べた。

 トップバッターとして舞台に上がったのは見取り図。「めでたい日なので」と結婚式のネタを選んだところ、2番手のコウテイもまさかの結婚式がテーマ。見取り図の盛山晋太郎は、出番のあとの囲み会見で「かぶりましたね」と笑って振り返りつつ、「ハッピーなネタ選びをした」と語った。

 壱回目ではこのほか、ブラックマヨネーズチュートリアル、ロバート、オズワルド、空気階段らが漫才やコントを次々に披露。吉本新喜劇もGMに就任した間寛平や座長らが勢ぞろいし、華やかに笑いを届けた。

 出番の後、文枝とともに囲み会見に登場した和牛の川西賢志郎は「文枝師匠と隣で並んで取材を受けるなんて、今この瞬間が僕らにとっての伝説。舞台裏もすごい芸人ばかりで、吉本に所属している芸人が最も『伝説の一日』だと感じているのでは」と感慨深げに話した。

 伝説の一日は劇場(満席)に加え、オンラインでも有料配信中(https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/別ウインドウで開きます)。チケットを購入すると公演後もアーカイブ映像が11日正午まで視聴できる。問い合わせは0570・550・100。3月に開局した「BSよしもと」では、「伝説の(裏)一日」と題し、所属芸人たちによる楽屋話SP番組を生放送している。(西田理人)