第27回無料送迎車に乗り込むウクライナ難民 人身売買を防ぐ警戒ポイントは

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プシェミシル〈ポーランド南東部〉=遠藤雄司
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 ロシア軍の侵攻により国外に逃れたウクライナ難民が410万人を超えた。その大半を女性や子どもが占めており、混乱に乗じて人身売買や性的搾取などの被害に遭う危険性が高まっているとして、国連が警戒を呼びかけている。最多の240万人以上を受け入れてきたポーランドでは、地元警察やNGOが被害防止に乗り出している。

 ウクライナ国境から約10キロ離れたポーランド南東部の町プシェミシル。難民の一時受け入れ所の駐車場には3月31日、「ドライバー登録所」の看板とともに、オレンジ色のテントが設けられていた。

 ウクライナ難民のために車での無料送迎を提供するボランティアはまずここで身元を確認され、所属団体や連絡先、車両などの情報を登録した上で、ようやく難民を乗せることができる。

 テントはポーランド警察との…

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