第7回官民で防衛技術研究の推進を AIなどで 兼原信克・元官房副長官補

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聞き手・安倍龍太郎
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 経済安全保障推進法案の課題や重要性について、専門家はどうみているのか。法制化に向けた政府の有識者会議のメンバーを務めた兼原信克・元内閣官房副長官補に聞きました。

中国に機微技術が筒抜けになる恐れ

 ――岸田政権が経済安全保障推進法案を国会に提出しました。有識者会議のメンバーとして、経済安保の必要性を訴えてきました。

 ようやくここまで来たという思いだ。戦後、日本の経済界は安全保障に関心を持つこともなく、冷戦後の新自由主義の潮流で「安全はただ」という感覚だった。それが変わったのは、米国のトランプ政権が中国の通信機器大手の華為技術ファーウェイ)を締め出したことが大きい。中国に機微な技術や膨大な情報が筒抜けになっている恐れがあるとして、現実のリスクを意識せざるを得なくなった。

 ――日本のどんな技術が狙われているのですか。

 特に危ないのは、最先端のコ…

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