「野球やめたい」 佐々木朗希、14歳の選択 あの涙が160キロに

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 160キロを超える直球を何度も投げるプロ野球ロッテの佐々木朗希投手。岩手・大船渡高校からプロ入り後の1年間は体作りに専念し、入団前と比べて、足腰の太さは見違えるようになった。

 地道なトレーニングに耐えた日々。その心の強さの原点は中学時代にあった。

 病院の待合室で、当時14歳の少年はボロボロと涙をこぼした。

 「このまま野球を続けると、神経にしびれが出て、障害が残るかもしれない」

 佐々木が医師の診断を伝え聞いたのは、中学3年になる直前のころだった。

 腰のけがに苦しんでいた。

 大谷翔平(エンゼルス)も岩手・花巻東高時代に通院したという青森県内の病院まで、車で片道4時間かけて通った。

 当時は岩手・大船渡市立第一中野球部としての最後の大会まで残り数カ月だった。

 友達と過ごす時間も残り少ない中で、野球部を指導していた鈴木賢太さんは当時、医師から判断を託された。

 「病院の先生からは『だまし…

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