隈研吾氏デザインの小屋は330万円 庭に駐車場に、高まる小屋人気

有料会員記事

上田学
[PR]

 コロナ禍で在宅勤務やおうち時間が増え、「小屋」に注目が集まっている。簡素な生活や個室ニーズが高まるなか、自宅の庭や駐車場といった小さな敷地に手頃な価格で設置できるのが人気の理由のようだ。

 国内でコロナの感染拡大が始まった2020年春から、岡山市の自営業、岩田光司さん(54)は対面の接客が減り、在宅勤務が増えた。だが、自宅では生活音が気になるし、家族に気を使う。事務所を借りれば費用がかさむ。

 そんな時、自宅に建てられる小屋の存在を知った。駐車場の空き空間に6畳ほどの広さの小屋を建て、エアコンも取り付けた。「家族と一緒だと気が散るが、ここだと集中できる」と岩田さん。家庭内感染の恐れがあった時には、小屋で寝泊まりしたという。

 岡山県倉敷市の書道講師、横田永子さん(63)も20年10月に自宅の敷地内に建てた。書道教室の指導のほか、時に近所との交流の場に使うことも。「自宅だと訪れる側も迎える側も気をつかう。ここだと気兼ねがなく出入りできる」

 同県和気町の障害者支援施設では21年2月に敷地内の駐車場に設置し、利用者と家族の面会やオンライン会議、イベントに使う。「コロナの感染状況に応じて使い分けています」と施設長代理の柏充修さん(48)は話す。

建築確認申請は不要 自社工場で完成

 いずれも岡山市の板金工事業…

この記事は有料会員記事です。残り1339文字有料会員になると続きをお読みいただけます。