サルの「おばあちゃん」、春休みに名前もろた ヒトだと100歳超
松永和彦
尾がブタに似て短く細い「ブタオザル」が、大阪市の天王寺動物園にいる。メスで38歳、人間でいえば100歳を超えるという。名前がなく、飼育員から親しみを込めて「おばあちゃん」と呼ばれてきたが、春休みに合わせて3月下旬に名付けられた。
おばあちゃんは1983年に同園で生まれた。記録によれば、4歳と6歳の時にメス1頭ずつを出産した。同園によると、近年では動物に愛着を持って接してもらおうと名付ける傾向にあるが、明確な基準はない。人気が出そうな動物は、名前を飼育員が付けたり公募したりしてきたが、おばあちゃんはそういう対象にならなかったようだ。
サル・ヒヒ舎には、おばあちゃんら名前のないサル6頭がいたが、春休みに合わせて名付けられることになった。
3月上旬、記者がまだ名前の…
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