90歳を過ぎて語り始めた被爆体験 きっかけはツイッターだった

有料記事

小瀬康太郎
[PR]

 16歳の時、長崎で被爆した女性は、その体験を長年、家族にも話さず、胸に秘めてきた。90歳を過ぎ、その思いを語り始めたのは、ツイッターでのやりとりがきっかけだった。

 女性は、東京都在住の森田富美子さん(92)だ。

 「この年になったし、世の中にもの申したい」と90歳で始めたツイッター(@Iam90yearsold)のフォロワーは3万人超。「今日はちらし寿司(ずし)で一杯」と書くと、「御馳走(ごちそう)ですね」と返事がある。そんな交流が元気の源だ。

 20代で結婚し、4人の子に恵まれた。家族で経営する長崎市の衣料品店で78歳まで働いたが、「そろそろ好きなことを」と東京の長女の元へ移り住む。生活にゆとりが生まれ、長崎で被爆した16歳の記憶と向き合うようになった。

 全身の皮膚をひきずる男性…

この記事は有料記事です。残り342文字有料会員になると続きをお読みいただけます。