さんま、時空超えるしゃべり 吉本110年「伝説の一日」大団円で幕

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土井恵里奈
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 まとまりなき大団円、といったらいいのか。吉本興業の創業110周年を祝う舞台「伝説の一日」が終わった。

 4月2、3日、なんばグランド花月大阪市)で開かれた特別公演は、1日4公演ずつ計8公演のスペシャル感。両日とも、トリは「さんまの駐在さん」が飾った。

 3時間半の長丁場のコメディー舞台は、きら星のごとき芸人が出るわ出るわ。明石家さんまを筆頭に、桂文枝西川きよし西川のりお・上方よしおオール阪神・巨人ザ・ぼんち間寛平、中川家、今田耕司岡村隆史、見取り図、かまいたち、ミルクボーイ、アインシュタイン――。

 大御所も中堅も若手も入り乱れ、隙あらばボケて、突っ込む。筋書きがあってもその上から墨で殴り書きするような、カオスな一夜。

仁鶴は、文枝は

 有象無象の芸人たちを、さんまが転がす。トンチンカンなジミー大西をもてあそび、目上の重鎮にも過去のスキャンダルを持ち出し、容赦なし。周りが滑ろうがとちろうが笑いに変えてしまう。

 「三枝兄さん」と呼ぶ文枝との絡みでは、昨年亡くなった笑福亭仁鶴と比較してこう言う。

 仁鶴師匠はええ人やったけど、おれとあなたは地獄行きや――。

何もかも笑いにつなげるさんまのしゃべり。昔なじみの芸人は、愛を込めて嫉妬心をあらわにします。

 海千山千の大御所を引っかき…

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