ハンガリー首都に中国の名門大、2千億円の建設計画 根強い反対論

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ブダペスト=野島淳
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 ハンガリーの首都ブダペストで、中国の名門・復旦大学のキャンパス建設が計画されている。地元では「中国の政治的、経済的影響力が強まる」と反対の声が上がる。3日の総選挙でオルバン首相率いる与党が大勝したことで、計画推進に弾みがつく可能性がある。

 ブダペストの中心市街地から南に車で15分ほど。新しいスタジアムの建設が進む場所の近くに、空き地が広がる。建設作業員らが行き来する道路には「自由な香港通り」と書かれた白い標識が立っていた。

 通りは途中で「ウイグル殉教者通り」となり、比較的広めの「ダライ・ラマチベット仏教の最高指導者)通り」とT字で交差する。ダライ・ラマ通りを進むと、迫害された中国のカトリック司祭の名前を冠した通りの看板が見えた。

 これらの通りは、復旦大学の建設予定地にある。

 野党系が市長を務めるブダペスト市が昨夏、中国の人権問題を懸念し、中国との密接な関係を示す象徴となる大学建設計画に抗議の意思を示そうと、通りの名前を変えた。

 政府は2024年に、復旦大…

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