「恐怖心を刻む」市民の犠牲いとわぬロシア いまだ影落とすKGB

有料会員記事ウクライナ情勢

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 ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で、一般市民とみられる多数の遺体が見つかった。欧米の批判に対し、ロシア国防省は3日、「ロシア軍の支配下で、一人の住民も暴力行為を受けなかった」と根拠を示さずに反論した。

 今回のウクライナ侵攻は、人権や人命を軽視するプーチン政権の姿勢を改めて浮き彫りにした。都市への攻撃を続けながら「標的は軍事施設だけだ」と主張。南東部マリウポリの産科病院への爆撃についてラブロフ外相が「過激派に占拠されていた」と証拠も示さずに発言するなど、市民の犠牲を避けようとする姿勢を示していない。

 逆に透けて見えるのが、徹底的な暴力によりウクライナ側にロシアへの恐怖心を刻みつける狙いだ。

 そこに短期間での首都攻略の失敗による食料や武器の不足、指揮系統の乱れが重なり、ロシア軍兵士による残虐行為が広がった可能性がある。

市民への攻撃、チェチェンやシリアでも

 ロシア軍の市民への無差別攻…

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