東電に3億4千万円支払い命令 肉牛の価格が低下、風評被害認める

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斎藤徹
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 【福島】東京電力福島第一原発事故に伴う風評被害で、飼育する肉牛の価格が低下したとして、郡山市の畜産農家が東電に損害賠償を求めていた訴訟の判決が地裁郡山支部であった。本村洋平裁判長は風評被害を認定し、東電に対し、約3億4千万円を支払うよう命じた。

 判決は3月30日付。原告は、郡山市と田村市都路町で肉牛を飼育・販売している上野牧場。都路町の農場は福島第一原発から約22キロの距離にある。裁判の争点は、原発事故から4~6年たった2015年度~17年度、事故の風評被害があったかどうか、だった。

 東電は風評被害について「時間の経過とともに影響は解消されていく」として、肉牛の価格低下は風評被害とは別の要因によるものと主張していた。

 判決は、福島県産牛の卸売価…

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