王寺北と王寺南が開校 5つの小中を2つの小中一貫校に

渡辺七海
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 奈良県王寺町で9年間の小中一貫教育を担う義務教育学校2校が開校し、このうち1校の王寺北義務教育学校で4日、記念セレモニーがあった。

 王寺北義務教育学校は王寺小と王寺北小、王寺中を統合。王寺中の敷地内に校舎などを新築した。1~9年の児童生徒1016人が同じ校舎で学ぶ。

 もう1校は王寺南小と王寺南中を統合した王寺南義務教育学校。それぞれの校舎に大規模改修を加え、1~4年生と5~9年生の計985人が分かれる分離型になっている。

 2校の総事業費は計約97億円。県教育委員会によると、2校を含め、県内で小中一貫教育を行う義務教育学校は7校が設置されている。

 王寺北の竣工(しゅんこう)式には平井康之町長ら約100人が参加。テープカットで完成を祝った。王寺北の新校舎は4階建ての鉄筋コンクリート造で、体育館や給食施設もあわせると延べ床面積は約1万3千平方メートル。吹き抜け部分にランチルームやメディアセンターがあり、児童生徒や地域住民が交流できるようになっている。

 平井町長は、「しっかりした学力を付けるために、9年間一貫して先生が生徒たちを見ていけるのが、一番のメリットだと思っている」と話した。(渡辺七海)