「戦争犯罪者と呼んでもいい」自民幹事長が批判 キーウ近郊惨状受け

上地一姫
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 自民党茂木敏充幹事長は5日の記者会見で、ロシア軍から解放されたウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で、民間人とみられる多数の遺体が確認されたことに関し、「民間人を殺害することは国際人道法に違反する問題だ」と批判した。さらにプーチン大統領を念頭に「定義にもよるが、戦争犯罪者と呼んでもいいのではないか」と述べた。

 茂木氏は、欧米諸国がロシアを強く非難し、追加制裁を科していることに関しても「こういった(ロシアの)行為は断固として許されるべきではない。それに対する代償が伴うということで、必要な制裁は検討すべきだ」と述べた。

 キーウ近郊のブチャを訪れたウクライナのゼレンスキー大統領は「ジェノサイド(集団殺害)」が行われたと断じ、戦争犯罪としての捜査をするための特別な司法機構を立ち上げると表明。さらにバイデン大統領も4日、記者団に「私がプーチン(ロシア大統領)を戦争犯罪人と呼んで批判されたことを覚えているだろう。我々はブチャで起こったことを見た。彼は戦争犯罪人だ」と語っている。(上地一姫)