東北新幹線、14日に全線運転再開へ 脱線から1カ月ぶりに復旧

小川崇
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 JR東日本は5日、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震で脱線した東北新幹線について、14日に全線で運転を再開すると発表した。一部区間で徐行運転が必要なため、当面は臨時ダイヤで運行する。再開後は通常の8~9割程度の本数を確保するが、通常ダイヤに戻るのは5月の大型連休明け以降という。

 東北新幹線は3月の地震後、那須塩原―盛岡間で電柱や高架橋などの損傷が約1千カ所見つかり、運転を見合わせていた。復旧作業を進め、安全が確保できた区間から順次、運転を再開。2日には郡山―福島間、4日には仙台―一ノ関間が再開し、東京―福島間や仙台―盛岡間を通常の5~6割程度の本数で走っている。

 最後の不通区間となっている福島―仙台間は損傷箇所が多いため20日前後の再開予定と説明していたが、安全確保の見通しが立ったことから、予定が早まったという。

 また同社は、今回の地震の影響で、予定通りの再開の場合でも約120億円の減収となり、復旧費用は150億~200億円となる見通しを示した。(小川崇)