宇宙飛行士になりたい! 条件緩和で前回の4倍、最多4127人応募
玉木祥子
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、2008年以来の宇宙飛行士の募集に対し、最終的に過去最多の4127人の応募があったと発表した。前回の応募者963人の約4・3倍。今回から自然科学系の大学卒といった応募条件を削除したことが大幅増につながったとみられる。
JAXAによると、応募者の年齢は30代が最も多く、半数近い1850人(44・8%)。次いで40代が973人(23・6%)、20代以下が811人(19・7%)だった。60代以上も69人(1・7%)いた。
女性は過去最多の919人(22・3%)。前回の12・9%から増えたが、目標の30%には届かなかった。
5月に英語や一般教養の試験がある。身体能力の測定やプレゼンテーションなどの1~3次試験を経て、今年度中にも「若干名」を選ぶ予定。
応募締め切りの3月4日時点では1563人だったが、新型コロナウイルスの影響で健康診断書の提出期限を1カ月延長して受け付けていた。(玉木祥子)
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