官製談合で前職辞職の北海道南富良野町長選、前副町長が無投票当選

三木一哉
官製談合で前町長が辞職の南富良野町 前副町長の高橋秀樹さんが無投票で初当選 今月10日に就任へ=HTB提供
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 加重収賄などの罪で起訴された前町長の辞職に伴う北海道南富良野町長選が5日告示され、無所属新顔の高橋秀樹・前副町長(59)以外の届け出がなく、無投票で同氏の初当選が決まった。

 南富良野町では2月中旬、町発注の道の駅「南ふらの」の機械整備工事をめぐる官製談合事件が発覚。前町長の池部彰被告(72)=2月21日付で辞職=が業者に工事価格を漏らし、見返りに現金を受け取ったとして加重収賄罪などで起訴された。池部被告は2000年に町長に初当選し、20年4月に6選を果たしたが、汚職事件により任期途中で辞職した。

 副町長として前町長を支える立場だった高橋氏は「町政の真ん中にいた私に責任の一端はあるが、これまでの町づくりの方向性は間違っていないと思う」などと語り、町政刷新への意欲を示した。4日現在の選挙人名簿登録者数は2047人。(三木一哉)