いじめ放置、小学校や担任の「実力不足」を指摘 八王子市の第三者委

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高田誠
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 東京都八王子市の市立小学校でいじめを受けた男子児童が不登校になった問題について、第三者の市教委いじめ問題対策委員会調査部会が、担任教諭や学校、市教育委員会の対応を「不適切」「体制の不備」などと指摘していたことがわかった。市教委は4日、ホームページで調査報告書を公表した。

 報告書などによると、男子児童は小学3年だった2018年度から、同級生の児童にたたかれたり、ぶつかられたりするいじめが悪化。19年7月から不登校になり、フリースクールに通った。男子児童は3年の担任教諭や副校長から「Bさん(同級生の児童)が変われないからAさん(男子児童)が変わるように」「いじめは複数人からやられることを言うんだよ」などと言われたとして、不信感を持ったという。

 報告書は3、4年の担任、副校長の対応について、それぞれ「実力不足または経験不足による指導の不適切さ」「指導の不行き届き。事前の状況把握が十分ではなかった」「保護者の立場に立って、その思いや願いに十分に寄り添えていたか疑問が残る」などと批判した。校長にはいじめ防止と問題対応についての校内体制の不備を指摘するとともに、「事態を放置していたと言わざるを得ない」と断じた。

 また、学校との連携が求めら…

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